【社説】週のはじめに考える 七十二年六日九日十五日
広島、長崎の原爆忌、そして終戦の日。戦争にからむ特別な日を三つながらに抱え込んだ八月が、なお喧(かまびす)しい蝉(せみ)時雨の中で暮れていきます。
またか、と思われるかもしれません。この月に戦争関連の報道が集中することを皮肉った「八月のジャーナリズム」なる言葉もあるぐらいですから。
でも、ここは一つ、少し開き直って、改めて戦争の話をさせていただくことにします。あの戦争以後に巡ってきた八月の中で、もしかすると朝鮮戦争時以外では最も戦争に接近した八月かもしれないと思うからです。
◆北朝鮮と米国
言うまでもなく、ミサイルで威嚇する北朝鮮の問題です。実際、マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は十三日、米テレビでこう語っています。「一週間前と比べ、われわれが戦争に近づいたとは思わないが、十年前と比べたら近づいている」
北朝鮮をめぐる情勢が緊迫したことはこれまでにもありましたが、今度はいくつかの点でかなり事情が異なります。彼(か)の国の指導者の思考が読めないのは相変わらずだとしても、米国では、理性的とも冷静とも言い難い人物が大統領のいすに座っています。
まったく、最近の米朝による言葉の応酬を聞いているとハラハラしてなりません。
「北朝鮮は炎と怒りに直面する」(トランプ大統領)とか「無慈悲な報復と懲罰を免れない」(朝鮮人民軍の幹部)とか、表現は次第にエスカレート。
頼りない外交チャンネルしかない以上、首脳らが発言に込めるメッセージが持つ意味は大変重いはずですが、含意は少しも感じられません。
さらに、言葉の魔力とでも言うのでしょうか。オバマ政権で統合参謀本部議長を務めたマイケル・マレン氏の指摘には、いささかの恐怖さえ覚えます。
「(トランプ氏の言葉は)彼自身の行動を縛ることになる。制御できない事態に陥る恐れがある」
◆戦争に近づく
気になることはもう一つ。Wartime President(戦時の大統領)の効用です。就任後、決して評価の高くなかったブッシュ大統領(子)は「9・11」後、アフガニスタン戦争で急速に支持を高めました。
さらにイラク攻撃に向かうか、という時、ある米国の政治学者は語ったものです。「経済と取り組むより戦争の方が楽だと思っているのでは」
支持率低迷が続くトランプ大統領です。政権浮揚に必死になるあまり、「戦時の大統領」の“誘惑”に近寄っていく…。考えたくありませんが、ロシアゲート、相次ぐ政権高官の辞任など現状の体たらくをみれば、そんなことまで心配になってきます。
そして、三つ目は、まさに、わが国の事情に、これまでの北朝鮮危機の際とは大きな違いがあります。つい一年半前、米国の軍事行動に加わることに道を開く安保関連法が施行されてしまっている点です。
この国を「戦える国」に変質させたとも評されますが、事実、北朝鮮が米領グアム島周辺へのミサイル発射計画を明かした時、小野寺防衛相は、もし発射されれば、安保関連法に基づき集団的自衛権を行使して迎撃することは可能、との見解を示しています。
ですから、仮に、安保関連法が「戦争法」でなかったとしても、自ら戦争に近寄っていく振る舞いであることは間違いないでしょう。この上はもう一歩、いや一ミリたりとも戦争に近づかない。それが肝要です。
有名な渡辺白泉の<戦争が廊下の奥に立つてゐた>の句が詠まれたのは、戦前の一九三九年。時代下って、現代歌人の一人はこう詠んでいます。<奥行きのある廊下など今は無く立てずに浮遊している、なにか>松木秀。
日常に忍び込んでくる戦争は今、より一層、見えにくくなっている、と考えた方がよいかもしれません。
確かに、戦争は、はっきり姿を現すまでの間は戦争の顔をしていないでしょう。よく持ち出されるラテン語の警句、<平和を欲するなら、戦争の準備をせよ>のように、時には平和の顔を装うことさえあるはずです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017082702000161.html
(>>2以降に続く)
(>>1の続き)
ですから、私たちは、戦争がはっきり戦争の顔をするずっと前から、そのにおいや気配(あるいは「浮遊している、なにか」)に敏感に、拒絶の声を上げていくほかない。きっと過敏なぐらい、心配性なぐらい、くどいぐらいでちょうどいいのです。
◆平和を思う月
<七十年 六日九日十五日>高塚鎭昭。これは二年前、戦後七十年を記念して出版社の六曜社が公募した川柳作品の優秀作です。この国では、ただそう言うだけで、それだと分かる「平和を思う月」を送りながら、不戦への思いをさらに強くします。
(おわり)
「アベ政治を許さない」
数文字で済むぞ
紙資源の無駄遣いだ
戦争の方から日本に近づいてくるので
戦争に近づきたくなかったら、今のうちに脱出しとけw
ただの現実逃避をgdgd言っているだけだって、いい加減気づけドアホ
核恫喝する北朝鮮に対する利敵言論死ね
>>1
可能な限り避けたいけれども
ブタミサイルは日本列島に向けて飛んでくるんだよ
どうやって避けるんだ?
日本列島を太平洋側に移動するか?
>>1
北朝鮮のミサイル発射はどこいった?
こんなん小論文で書いたら落とされるぞ
レベルが低いんだよ東京新聞は
>>1
その通り
だから日本は韓国と断交しないとな
北朝鮮を刺激するから
>>1
>よく持ち出されるラテン語の警句、<平和を欲するなら、戦争の準備をせよ>のように、時には平和の顔を装うことさえあるはずです。
そんな解釈初めて聞いた
>>1
〉私たちは、戦争がはっきり戦争の顔をするずっと前から、そのにおいや気配(あるいは「浮遊している、なにか」)に敏感に、拒絶の声を上げていくほかない。きっと過敏なぐらい、心配性なぐらい、くどいぐらいでちょうどいいのです。
そうして人びとに拒絶しているから戦争なんか起きないはずだと思考停止させることが、日本を戦争に巻き込む最も危険な道だ。
騙されるものか!
そう、だから韓国からの難民はぜったいに受け入れちゃダメ
>>1のいう戦争に近づく行為だから
韓国への協力は北朝鮮の敵を意味する
李承晩ライン、竹島問題で、日本人漁師が殺されたりしているんだけど、
こういったことを忘れたのか、忘れた不利なのか、そもそも、知らないのか。
人間の命を軽く見る悪ふざけを新聞に書いて、楽しいのかねぇ?
>>1
安保法制は可決されても良かった
と暗に認める発言だな…
やっぱり大丈夫なんじゃねえか
>>1
>>よく持ち出されるラテン語の警句、<平和を欲するなら、戦争の準備をせよ>のように、
>>時には平和の顔を装うことさえあるはずです。
この記事を書いたアホ記者は不勉強なのか、それともわかっていながら恣意的に解釈を捻じ曲げたのか
「平和を欲するなら、戦争の準備をせよ」は、「戦わずして勝つ国づくり(他国に攻め込まれない国)が平和な国だ」という意味であろうが
東洋にも孫氏の「「百戦百勝は、善の善なる者にあらず。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。」」と同じことだ
お前には関係ない。
>>1
なんか最近東京新聞がトバしてるなぁ~
前から左側だったけど、パヨクがスゲー地位に就いたかな
「1ミリたりとも戦争に近づかない」
向こうから近づいて来るんですが
戦争から離れる方法をかけやボケ新聞
成立前は
「安保法が通ると徴兵制が始まる」
とさんざん恐怖を煽ってたのに、
実際にはそうならなかったので
今度は「戦争法でなくても関係ない」と言い出したの?
同じくスレタイだけ見てそう思ったw
東京新聞は相変わらず無責任だな
お前らは日本人は黙って殺されてろと
相変わらず頭がお花畑の東京新聞の気違いパヨク記者
日和ったな。
相手が動いてくるんだけど
侵略しなければ侵略されないというのはウソ
チベットがいちばんわかりやすい例だよ
バカだけが騙されて戦争法だ戦争法だ騒いでたもんな
政治家にも”お花畑”はたくさんいるけどね。
最初から
北朝鮮が
約束を守って核開発をしなければよかった。
それだけ。
そうだ憲法9条が日本を守ってくれる、戦争に近づくようなことは
決してしてはならない、うんうん とか思うのかね、嘆かわしやwww
及び、在日韓国朝鮮籍を強制退去でよろしいな。
中立じゃないと戦争に近づいてしまうもんね。
今のうちに全員退去させて完全に縁を切るのが最善だろ。
>>70
韓国の難民引き受け入れたら日本は戦争に巻き込まれる
北のミサイルを迎撃するのは戦争行為、北朝鮮を刺激する、この理屈と同じ
現実にミサイルを日本側に向けて飛ばし、日本近海に落下して
あげくの果てにグアムを狙って日本の地名を名指しで指定して、
その上空を飛ばすと宣言してるわけだが
もちろんそうです
前の戦争を煽って後戻りできなくしたのも今はサヨクと呼ばれている反米国粋主義者の皆さんだから
大阪朝日新聞が作った甲子園野球は反米国粋主義の教育装置として今も変わらずに続けられている
これは日本人に抵抗させないようにする工作ですか?
武器なき平和を叫ぶ者は敵国の工作員だと思え
アメリカの戦争を否定するためであり
ましてやアメリカの戦争に加担するのは反米国粋主義として許せなかっただけのことで
この人たちはアメリカと戦争するのであれば賛成あるいは参加しないといけないと考えています
じゃあ普通の国々は自ら戦争に近づいてるんですかね
てか戦争法って表現は明らかに悪質な印象操作
最も悲惨な事柄ってのは戦争じゃねぇんだよ
それは一方的な虐殺だ
最悪を回避するための手段が戦争だ
この手の輩はまず前提がおかしいんだよバカタレ
戦争やめろは充分わかった
わかってる
尖閣竹島北方領土を
戦争なしで奪還する方法論じろよ