発信時間: 2016-02-14 16:47:38 | チャイナネット
イランのロウハニ大統領は土曜日、テヘラン~マシュハド鉄道電気化改造
プロジェクトの着工式に出席した。2月7日付のイラン経済紙が伝えた。
同プロジェクトは42ヶ月後の竣工を予定しており、その後5年間は
メンテナンス期間となる。イランのインフラ整備会社のMAPNA、
中国機械工業建設集団有限公司、蘇電集団が建設を担当。
竣工後、70両の中国の列車が、時速250キロで同区間を運行する。
レールと信号の改善により、テヘラン?マシュハド区間の移動時間が、
現在の12時間から6時間に短縮され、年間貨物輸送量も1000万トンに増加する。
両国企業は昨年6月、同区間の電気化改造の契約を締結した。
総工費(21億ドル)のうち、中国が85%を融資する。
イラン・イスラーム共和国鉄道と独シーメンスの契約内容に基づき、
シーメンスも同プロジェクトに参与する。これには信号方式の提供、
列車の増加、メンテナンスサービスの提供などが含まれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年2月14日
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2016-02/14/content_37784486.htm
イランから石油を大量に買ってただろ。
その預金高をどこかで消化しなきゃならないんで、
中国にインフラ作らせて、その支払いに充てよう、ってことだ。
放っておいても人民元はクズになるし、中国のインフラ工事そのものも
ゴミ事業でしかないが、地ならしくらいにはなるだろ、
くらいの考えで、本気で使い物になるものができるとは
当のイランも思っちゃいないだろ。
そういうのは金余りとは言わないんだよ。
そもそも紙幣発行すらしていない。
原油の代金として人民元を支払いに充てたことにするから、
中国国内の銀行に開設したイランの口座に貯めておくぞ、
と言っているに過ぎないから。
額面上数千億~兆円規模になってる。
で、そのありもしない残高に対して、
イランは最近「ドルかユーロに両替して払ってくれよ」と
言ってきている。(これは韓国も同じ。)
それだけの規模を外貨準備金から支出するのはかなり痛いし、
何よりも中国は人民元を売り浴びせたくない。
中国がIMFにハニトラ仕掛けて、国際通貨として人民元を
通用させたいのはこのため。こんな形の取引で中東や
アフリカ諸国に対して、資源の輸入の対価として
相当な額の人民元を支払ったことにしている。
(残高はすべて中国国内の銀行口座)
だから、中国にとっては自由で制限の無い
平和な世の中というのは、都合が悪い。
人民元建てでインフラ建設をする錬金システムになったんだろうけどな。
日米が参加しなかったことで、信用格付けを取得できない状況となった。